このアパートの外壁はサイディングと呼ばれる外壁材を張ってあり、その上にアクリル樹脂のトップコートが塗装してありました。
サイディングの材質にも種類があり、金属系サイディングや窯業サイディングなどがあります。
今回は窯業サイディングの塗替です。
サイディングの目地のコーキングは全て撤去し、新たにコーキングをやり直しました。
コーキングの乾燥に2〜3日かかりますが、コーキング材が乾燥してから高圧洗浄を行い、下地の乾燥を確認してから下塗りをします。今回使用した下塗り材は窯業サイディングに塗装できる透明のエポキシ系のプライマーです。
プライマーとは既存塗膜と上塗り塗料の密着性を高める役目や、劣化した下地塗膜の表面を固める役目をします。
塗装工程では、とても大切な工程です。
プライマーが乾燥したら、上塗りの1回目です。 アパートのオーナー様がアパートのイメージチェンジをしたいとの意向があり、鮮やかなパステルグリーンを選択されました。
使用した上塗り塗料は2液の低汚染型ポリウレタン樹脂塗料です。塗料の特色は付着した汚れが雨水と一緒に落ちやすい親水性の塗料です。弱溶剤型ですので、多少のシンナー臭が発生しますが、あまり密集した地域でなかったので、使用できました。
上塗りの2回目です。
同じ色を塗装しますので、塗り残しの無いように注意し、塗料が流れない様に丁寧に塗装します。
イメージチェンジしましたね。
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