Q&A
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外壁に使用する塗料の比較
外壁に塗装する塗料の特性を一般の方にわかりやすい様に説明します。 わかりやすい反面、若干正確さに欠ける部分がありますが、一般論としてお考え下さい。
外壁塗料に求められる塗料の性能について教えて?
ANSWER
現在、塗替工事に求められているものは、
以下の耐候性、低汚染性、低臭性、防カビ・防藻性の4つでしょう
耐候性
塗膜の性能がどれだけ持続するかの度合いです。
塗装後5〜8年程経過した外壁を手でこすると、粉っぽい物が手につきます。 この現象をチョーキングと呼びますが、粉っぽくならないほど、塗膜の耐候性があると言えます。もっとわかりやすく言うと、ツヤが長年持続するほど、耐候性があるとも言えます。(光沢維持性が高いとも言います)塗料の値段が高い程、耐候性も高いと考えて良いでしょう。

アクリル樹脂塗料ウレタン樹脂塗料シリコン樹脂塗料フッ素樹脂塗料
の順番で耐候性が高くなります。

チョーキング写真

低汚染性
塗装した外壁に雨ジミや埃が付着します。この汚れの付きにくさを低汚染性と言います。低汚染性があるほど、外壁には汚れが付きにくくなります。
最近では、低汚染性の上の超低汚染性の塗料を製造しているメーカーもあります。
カビ・藻写真

低臭性
強いシンナー(ラッカーシンナー等)で希釈する塗料を強溶剤形、弱いシンナー(塗料用シンナー等)で希釈する塗料を弱溶剤形、水で希釈する塗料を水性塗料と言います。
塗料臭の一番刺激の強い塗料は強溶剤型、次に弱溶剤型、水性塗料の場合は外部に塗装した場合は、あまり刺激臭として感じません。
同じウレタン樹脂塗料でも 強溶剤型、弱溶剤型、水性の塗料があります。
防カビ・防藻性塗装した外壁にカビや藻が発生しにくい機能です。近年多くの外壁用塗料のこの性能が付加されています。

塗料の値段が、高ければ高いほど良い塗料なの?
ANSWER
一般論で言えば、値段が高い程塗料の性能が良いと言えます。
しかし、費用対効果を考えた場合、それ程高い性能を要求しない場合があります。
例えば、足場を架けなければ塗装できない木部が建物の高い部分に沢山あるとしましょう。その場合、非常に耐候性の高いフッ素樹脂塗料を外壁に塗装しても、木部の塗装周期は外壁のフッ素樹脂塗料より早く来てしまいます。それならば、値段の安い塗料で外壁を塗装して、その分塗装回数を増やすというのが、当社の考えです。悪質な訪問販売の業者の様に、何でも値段の高かい物を売りつければ良いというわけではありません。
逆に、商店街などに立地しており、工事のしずらい場所などは、建物の条件にもよりますが、塗装回数を減らす為にも、耐候性の高い塗料を勧めるでしょう。
イラスト


ANSWER
メーカーでカタログに記載してある低汚染性ですが、色々な実験をして開発、製造、販売をしていますので、一般塗料に比べて低汚染性がある事は間違いありません。しかし、過去に塗装した建物の経年変化を観察すると私達が期待する程ではなく、あくまでも一般塗料と比較しての効果と考えて下さい。
低汚染性には実は条件がありまして、頻繁に汚れる部位でない事、雨がかかる場所である事、塗装してから数ヶ月経過した後に低汚染の効果が発揮する事などがあり、全ての条件が揃った場合に低汚染の効果が最大限に発揮されるわけです。
低汚染性だけを考えると、当社が認定施工店として行っている光触媒塗料の方が低汚染形のフッ素樹脂塗料よりはるかに汚れは付きづらいです。


ANSWER
光触媒塗料と言っても性能の高いものから、眉にツバをつけたくなるものまであるらしいのですが、弊社で扱っている光触媒コーティング材について説明します。
光触媒塗料に含まれる酸化チタンに光が当たることで、塗膜の表面が水とのなじみが非常に良い「超親水状態」となると共に、強力な分解力を持つ「活性酸素」を発生させます。これにより、塗料の表面に水膜をつくり、静電気を防ぎ汚れをつきにくくし、排気ガスに含まれるNOX等の有機物を分解し、雨のかかる部分の汚れを流し、低汚染性を発揮します。又、赤外線を反射し、外壁面の温度を下げる効果もあります。塗料は水性で耐候性は一般塗料のシリコンに匹敵します。
光触媒チャート

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